受動喫煙の環境学

医学的な統計をみるときには。調査の比較対象や、調査の規模などをよくみて、判断する必要があります。タバコが人体に癌を発生させたり、心筋梗塞や肺気腫をおこすことは、世界中で統計学的な大規模調査が行われて判明したことであり、アメリカでは、政府とタバコ会社との訴訟合戦の結果、タバコ会社が敗北して、タバコの有害性を認めたという事実もあります。福島県で59人の児童に、甲状腺癌や甲状腺癌の疑いが見つかったという報道がありましたが、これについても、被爆が原因だと結論づけるのは早計です。なぜなら、日本国内のほかの県で、同様に調べた結果、ほかの県と比べて、明らかに福島県や関東が多ければ、そのとき初めて、被爆の影響を考えることができるからです。

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受動喫煙の悪影響

今回の調査は、福島県に限ったことなので、東日本大震災と原発事故があったからと、急に検査をしはじめて、見つかりだしたというだけのことかもしれません。自然な発生率との差異を証明できない限りは、被爆に結び付けられないのです。一方、タバコが癌をひきおこし、血管を硬化させて高血圧を招くことは世界中の大規模な研究で疑う余地がありません。放射線を恐れるよりもまっさきにタバコをやめて、受動喫煙の被害を減らすことが重要です。

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