妊婦が喫煙すると胎児のDNAに悪い変化が起こる

妊娠中の女性が喫煙することによって子宮の中で育っている
胎児のDNAに有害な変化を生じさせていることが大規模調査の結果、
判明しています。妊婦の喫煙は、子どもを危険にさらすということです。
3月31日に発表されたこの研究論文は6000組以上の母子を対象にして
調査をした大規模調査結果であり、信ぴょう性が高いものです。

日本国内の調査でも妊婦の喫煙の悪影響が証明

妊娠中であるにもかかわらず女性が喫煙を続けた場合、
誕生するベビーの体重がより少なくなり、それはタバコを吸わない女性の子より、
平均100グラム以上、出生時の体重が少ないという結果が出ています。

これは山梨大が、全国9千人超の子どもの調査を行った大規模全国調査です。
妊婦の喫煙が出生体重にマイナスの影響を及ぼすことは海外の研究では
明らかになっていましたが、日本国内の大規模調査でも証明された形です。

妊娠中の喫煙は胎児への酸素、栄養供給を減らす

赤ちゃんの成長を阻害する喫煙行為を速やかにやめる必要があります。
出生体重が少ないことは、子供の健康に大いに影響します。
低体重で生まれると肥満や心臓病になりやすいし、発達障害などの
脳機能の障害にもかかりやすいことがわかっているのです。

妊娠したい女性はすぐ禁煙すべきであるし、妊娠に気づいたら、
ただちに禁煙することで、子どもへの悪い影響は小さくすることができます。

副流煙の有害物質には精神疾患をおこすカドミウムも含まれる

副流煙の中には、発ガン物質のカドミウムは主流煙の3.6倍、
ニトロソアミンは主流煙の52倍も含まれています。
カドミウムは精神疾患の原因および悪化要因でもあります。

日本人の健康を害している最大の原因が、タバコです。
医療費の増大や介護費の増大の根本原因は喫煙にあるのです。
タバコを吸うことで、肺ガン、喉頭癌、舌癌、食道癌になるのです。
呼吸器系では肺気腫、慢性気管支炎、循環器系では心筋梗塞、脳梗塞も
タバコを吸う人に多い病気であり、禁煙の推進でこれらの病人は減少します。

タバコの害は周囲の家族も病気にし、他人にも健康被害を与えます。
カドミウム、ニトロソアミン、ベンツピレン、ニコチン、シアン化水素。
これらの発がん物質は副流煙のほうに多く含まれています。

副流煙を吸わされる受動喫煙で発癌リスクも高まります。
子どもの肺炎、喘息、中耳炎などは、保護者が喫煙者だと、
圧倒的に多くなることが調査の結果、判明しているのです。

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