喫煙者はニコチン依存症という病気にかかっている

精神疾患を持つ人には喫煙者が多い理由は、タバコにはカドミウムが含まれ、これを吸い込むと脳に蓄積し、精神疾患の原因になるためであるともいわれています。禁煙の推進は、精神疾患の減少に寄与する可能性があります。その一方で、禁煙補助薬バレニクリンは商品名チャンピックスとして広く使われていますが副作用に不眠、不安など精神症状があります。厚生労働省の受動喫煙対策として公共の場は原則禁煙になりますが、これは当然の措置です。受動喫煙での年間死亡者が15000人もいるということですから、受動喫煙は日本の人口を減らしているともいえるのです。

受動喫煙は健康を著しく障害「喫煙者のほとんどはタバコ依存症である」

ニコチン依存(タバコ依存)については、アメリカの調査では喫煙者43000人のうち半分がニコチン依存症でした。
日本の調査結果では、喫煙者の6割が禁煙したいと思っていると出ています。ところが、医師から禁煙をすすめられたのはこのうちの3割に満たない人たちでした。医師はなぜ禁煙をすすめないのでしょうか。

ニコチン依存は喫煙による精神及び行動の障害を指しています。タバコをやめたいと思っているが吸わないとイライラが強くなり、タバコ使用への強い欲求に苦しみます。寝タバコや可燃物の近くでの喫煙をしたり、タバコに関して他人と口論するなど職業的問題や社会的問題が出てきます。そして、自分がニコチン依存であることを認めないのも特徴です。「タバコを吸っていても長生きする人もいる」といって自己正当化したりします。多くの依存症には類似の心理プロセスがあります。


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禁煙したい人の意思をくじけさせる副流煙

受動喫煙は喫煙開始やタバコ依存の形成に大きな影響があることがわかっているのです。そして受動喫煙は禁煙を失敗させる大きな環境要因にもなっています。副流煙を吸い込むと、ニコチン依存症の人の脳は、喫煙への渇望を感じます。非喫煙者が、1時間程度の受動喫煙の環境にいるだけでも、直接喫煙するのと同じ量のニコチンが脳のニコチン内受容体に結合することが判明しているのです。受動喫煙の蔓延はタバコを吸わない人の健康に有害であると同時に、禁煙したい喫煙者のタバコ依存からの離脱の大きな障害になっているのです。「自己制御が困難になった生物学的状況」 を依存症といいます。タバコにより脳の報酬系の機能異常が発生するのです。

禁煙サポート~タバコ依存の人に支援が必要

受動喫煙防止法などで公共場所での喫煙を完全に禁止することは必須です。またタバコ税をもっと引き上げてタバコの値段を上げる必要があります。禁煙外来受診の患者には、タバコ代を節約したいという人も多いのです。禁煙にチャレンジする人を増やし、喫煙者が禁煙しやすい環境作りを急ぐ必要があります。喫煙者を禁煙に導いていくサポートが大切です。

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