フレイルを減らすには禁煙推進の啓蒙が必須

高齢になって筋力が低下し、心身の活力がなくなってくる状態をフレイルと呼びます。「フレイル」状態の人が、国内に250万人以上は存在しています。フレイルの人の大部分は介護を受けないと生活できません。フレイルの悪化を防止するには、十分な栄養をとらせて筋力や心肺機能を高める運動に取り組む必要があります。フレイルを防止するには、禁煙が非常に重要となります。


スポンサードリンク

フレイルはfrailty(虚弱)の意

フレイルは、健康と要介護状態の中間と考えられていて、特徴は、体重の減少や握力の低下です。国内の調査では、65歳以上の人口は3477万8千人いて、250万人以上がフレイルの状態とみられています。喫煙を続けると体重が減少しやすくなりますが、これは消化機能が喫煙により、阻害されるからです。喫煙者は胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりやすく、再発しやすいことが知られていますが、喫煙により、胃腸の血流が大きく低下することが証明されています。同じ食事をしていても、消化吸収の効率が喫煙者ではひどく落ちているのです。これが体重の減少を招く大きな要因です。


スポンサードリンク

フレイル予防には禁煙、運動、食事

フレイルの人が元気を取り戻すには肉類も含めてしっかり食べて日常的に運動をすることが重要だと言われてきましたが、禁煙も大きな要素です。喫煙者はラクナ脳梗塞(多発性微小脳梗塞)になりやすく、その結果、日常生活動作が低下します。認知症にもなりやすいのです。高齢者社会においては、フレイルや認知症の高齢者をいかに少なくするかが大変重要な課題です。それらはすべて医療費の高騰に直結しているから、国の財政をも圧迫する大問題なのです。そして、そのリスクを下げるためにも、禁煙を推進し、喫煙者を根絶することが社会の安定のために必須となります。

フレイル防止の啓蒙と禁煙の啓蒙は同時推進で

高齢者の日常生活動作のレベルを引き下げる最大の要因として、喫煙に注目し、禁煙運動を推進しながら、同時にフレイル防止の啓蒙も行う形が最善と考えられるのです。禁煙とフレイル予防はワンセットで考えて、国や自治体が運動することがもっとも効果的です。これに、歯科検診をセットすれば、口腔内のケアによる呼吸器系疾患の防止もできます。これらの予防医学に力を入れていけば、高齢者の病気が減りますので医療費の高騰を防ぐことができるのです。もちろん、健康で長生きする高齢者は幸せな人生といえるでしょう。国民の幸せのためにも、政府、厚労省が禁煙推進、フレイル防止、口腔ケアの啓蒙を推し進めていくことが今後、ますます大切になるでしょう。

あわせて読みたい関連記事:


スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする