がんを防ぐための新12カ条

厚労省が発表した「がんを防ぐための新12カ条」の第一条は「たばこは吸わない」です。
第二条は「他人のたばこの煙をできるだけ避ける」です。
12カ条のうち、二つまでタバコに関する記述です。
このことからも、いかにタバコの発がん物質が強い影響を持っているかわかります。
しかし、もし、禁煙をすれば、48時間後に体内のニコチンはゼロになります。
三か月を過ぎると息切れや咳も改善され、10年後には心臓発作に関するリスクが健常者と同じになります。

禁煙治療は七割の人に禁煙を成功させている

禁煙治療を完了した人ではその78%が治療完了時の禁煙に成功しているのです。
それは12週間に五回の診察を受けることで完了し、健康保険が適用されます。
負担される金額は12週間毎日一箱を吸い続けた場合のタバコ代金よりも安価です。

飲み薬としてはバレニクリンが使われます。これは飲み始めて8日経過したあたりから
効果を発揮する薬なので、禁煙の開始はこのタイミングで始められることが多いです。

禁煙治療の貼り薬はニコチンパッチ

ニコチンパッチはニコチン依存症の禁断症状を緩和するために、喫煙時よりも
低い濃度のニコチンを貼り薬で補給するものです。徐々にニコチン含有量の少ない
ニコチンパッチに変えていきながら自然にニコチン依存から脱却させていきます。
たばこをやめると、喫煙場所を探してうろうろするようなこともなくなります。

吸いたいのに吸えないストレスやニコチン依存症の禁断症状からも解放されます。
家族や周囲に気を使いながらタバコを吸う苦労もなくなります。

禁煙すれば死亡リスクが下がる

禁煙を始めるのに遅いということはなく、一日でも早く始めるとそれだけ死亡リスクが
下がることがわかっています。虚血性心疾患も肺がんも禁煙すればリスクが下がります。
喫煙者は、タバコを吸わない人に比べて、加齢による骨粗しょう症にかかりやすいことも
わかっています。喫煙により骨量が早く減少して骨折や寝たきりになるリスクがあるのです。
一日も早く、禁煙治療に取り掛かることこそ、重要であるとわかります。
禁煙外来にすぐに受診しましょう。

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