職場における受動喫煙防止対策

受動喫煙の健康被害を予防することは労働安全衛生において重要視されてきています。企業によっては採用時に、喫煙していないことを採用条件にする会社も出てきています。受動喫煙をした人は、その心身への影響として、流涙、鼻閉、頭痛などの症状がおこります。そして、重度の場合は呼吸抑制や心拍増加、血管収縮などの生理学的反応が出ます。

職場における喫煙対策は労働安全衛生法で定められている

労働安全衛生法では快適な職場環境の形成の一環として、事業者が受動喫煙防止に努めなければならないと定められています。適切な受動喫煙防止対策の方法は、事業所全体を常に禁煙にする全面禁煙が推奨されています。そして、喫煙室以外の場所を禁煙にする空間分煙があります。仕事に行くことで受動喫煙の被害にあっている人はいまだ多いのです。社会問題として対策が必要なのです。タバコへの増税もさらに進める必要があります。発がん物質であるタバコがこれ以上社会に蔓延しないためあらゆる方策がとられるべきです。

企業は受動喫煙対策をしないと法的に処罰される

喫煙室の設置が困難な場合や、喫煙室があっても、屋外排気型でないなど、完全に受動喫煙を防止できない状況の場合は、受動喫煙を確実に防止するために全面禁煙にするように定められています。職場における喫煙対策のためのガイドラインにおいて、喫煙室などの設置、喫煙室は、たばこの煙が拡散する前に吸引して、屋外に排出する換気扇の設置が定められています。さらに浮遊粉塵の濃度は明確に定められ、0.15mg/m3以下としています。それぞれの職場で濃度を産業医が測定して危険を未然に防がねばなりません。タバコのにおいは服にこびりつき、家に帰ってもまだとれないことも多いです。

喫煙で生じる一酸化炭素の濃度上昇に注意が必要

一酸化炭素濃度も定められていて、10ppm以下とされています。保険勧誘員の詰所などではこの基準が守られていない劣悪な職場が多いです。もし、社員から訴えられれば、経営者は責任をとらなければなりません。受動喫煙は有害な病気を引き起こします。さまざまな癌や心臓病や呼吸器疾患の大きな原因です。喫煙は本人だけでなく周囲にも病気を起こすので大きな社会問題なのです。タバコを吸うことはゆっくりと自殺することと同じです。速やかに禁煙し自分と周囲の人の健康を守りましょう。タバコは少子化の大きな原因の一つでもあります。喫煙により不妊症も悪化し、出産時のトラブルも増えます。タバコの蔓延は国難でもあるのです。

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