心を蝕み癌を起こすニコチン依存の恐怖

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メンタルケアに、禁煙は、抗うつ薬よりも効果的です。抗うつ剤より禁煙のほうがメンタルヘルスには有益であることが判明しました。禁煙することは抗うつ剤よりよほど心を健全にし、精神の安定に効果的だったのです。

血管を老化させ癌を起こすタバコ

タバコはLDLを増加させ動脈硬化を促進します。WHOは昨年7月、たばこが原因で毎年約600万人が死亡していると発表しています。2030年にはその数が800万人に増加するとも指摘しています。不安やストレスを感じている人が抗うつ剤をメンタルクリニックで処方されることが増えていますが、抗うつ剤よりも、禁煙のほうがよほど効果があるというのをご存知ですか?精神的な安定を感じることができる最大の手段は、禁煙をすることです。英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルにイギリスの研究者がこの研究成果を発表しています。平均年齢は44歳の喫煙者の精神状態を調査して、不安や気持ちの落ち込み、ストレスなどを数値化しました。1日10本から40本の喫煙者でした。彼らに禁煙にチャレンジさせました。

喫煙習慣はメンタルを不調にすることが判明

禁煙に成功した人は不安感や気持ちの落ち込み、ストレスが減りました。楽観的になって、心身が健全化したことがうかがえます。その効果は抗うつ治療を受けたのと同じかそれ以上のものであったといいます。精神疾患がある人で禁煙に成功した人でも、この結果と同一の結果になりました。そもそも、たばこでリラックスできるというのは誤解でしかありません。たばこはストレス解消になるというのもまったくの勘違いです。喫煙が精神の安定にいいというのはまったく非科学的な迷信です。禁煙でニコチン依存から解放されれば、精神状態が改善して真の健康が得られます。喫煙者の心理状態はニコチンの濃度変化のせいで不安定です。不足すればイライラします。喫煙で得られる落ち着きや充足感は一時的なものであり、その後はすぐに、気持ちの落ち込みや不安が出てきます。

ニコチン依存の禁断症状のことをストレスと思い込む喫煙者

こうしたメンタルの動揺はすべて禁断症状のためです。ところが喫煙者は、この症状はストレスやほかの要因によるものだと思い込んでいます。喫煙者は自分の心を落ち着かせてくれるのは、たばこだと勘違いをしているに過ぎません。76歳という若さで、亡くなった藤田まことさん。この方はヘビースモーカーでした。喫煙者特有の病気である慢性閉塞性肺疾患にかかっていたといいます。食道がんの手術もされていますが、これも喫煙者に多い癌です。最後には大動脈瘤の破裂で絶命したそうです。この病気は動脈硬化の最終的な結果です。タバコは怖いです。もし、藤田まことさんが若い時期にタバコをやめていたら、あと10年も20年も活躍できたはずです。このような結果になり残念です。喫煙習慣を捨てられない人がいます。喫煙は、老化を早め、認知症にかかりやすくします。

カドミウムが脳に蓄積することで精神疾患を発症

最近では、喫煙によってカドミウムという重金属が体内に入ることが判明しています。日に10本のタバコを吸うだけで、1から2マイクログラムのカドミウムが体内に入ります。それは脳に蓄積し、幻覚や妄想、攻撃性などを引き起こします。これは、まさに認知症や統合失調症の症状です。カドミウムが増えると亜鉛が減少します。亜鉛は、カドミウムによって追い出されます。亜鉛は、若返りのミネラルとして有名です。亜鉛不足は、食べ物の味が感じられない味覚障害を招きます。亜鉛不足は、性機能低下を招きます。このようにタバコは、さまざまな有害な影響を及ぼす危険な習慣なのです。吸っておられる方はぜひ、この機会に禁煙しましょう。やしきたかじん氏も、ヘビースモーカーだったので早くになくなりました。さくらももこ氏も、喫煙の結果、乳がんで亡くなりました。

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