禁煙こそコロナ予防の第一

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喫煙している限りは、流産や早産のリスクがつきまといます。喫煙しているとき、子宮周辺もまた血流障害になります。末梢の循環不全は、妊婦に流産、早産を引き起こすのです。そもそも、妊娠しにくい状態になる最大の原因がタバコです。タバコを吸うことで、妊娠が成立する前に流れてしまうようになります。うまく妊娠成立したとしても、すぐに流産してしまいます。これは喫煙による血流障害が最大の原因です。タバコは、身体各部の血流を障害しているのです。

胃潰瘍の患者が喫煙を続ける限り、完治しない

胃粘膜の血流を低下させるのがタバコの有害作用です。一酸化炭素を吸い込むことで身体は相対的な貧血状態になります。赤血球がたくさんあっても一酸化炭素と結合してしまい機能しません。そのため身体各部に酸欠がおこります。妊娠に至ることが困難になるのにこの酸欠状態も関与していると考えられています。受動喫煙であっても、妊娠への障害になります。また流早産をおこします。職場や家庭で喫煙者がいることは大きなリスクとなるのです。これらの障害を潜り抜けて無事に生まれたとしてもです。多くの欧米の調査結果が示すところは、こうした喫煙者の子どもは、学習低能児や発達障害になる割合が高いことも判明してきているのです。これは胎児のときに脳神経の正常な発達や成長が、ニコチンや一酸化炭素そして二百種類をこえる発ガン関連物質の影響で、大きく障害された結果であることは間違いありません。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍も喫煙で悪化

タバコをやめると太る、ということが世間でしばしばいわれますが、これは、タバコの悪影響は胃腸の働きを悪化させているということの裏返しなのです。タバコを吸うと、胃粘膜や十二指腸の血流が極端に低下します。このため、血流障害が起こり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりやすい状態になるのです。胃潰瘍や十二指腸潰瘍が何度も再発する人は決まって喫煙習慣があります。タバコは、消化器に血行不良を起こし、栄養吸収を阻害しているのです。しばしば食後にタバコを吸う人がいますが、これは、胃腸の働きを妨げている行為です。胃粘膜は疲弊して潰瘍になるのです。そして、タバコは発がん性がありますので、胃癌も増加します。東京都で、子供の受動喫煙を防止する条例が制定されましたが、子供の場合は、親が喫煙者であると、受動喫煙の被害から逃げられません。喫煙者の子は、気管支喘息や気管支炎や肺炎になりやすく病弱になります。子供をがいるのに平気で家の中や車の中でタバコを吸っている親がいますが、あまりにも無知で愚かな行為です。こうした人々に警鐘を鳴らすためにも、東京都の子供の受動喫煙を防止する条例は有意義であるといえるのです。

喫煙の有害性は、医学界の常識

日本腫瘍学会も、すべての喫煙者に禁煙を勧めると宣言を出しています。健康でないために、余計な医療費がかかり、生活が貧しくなります。健康であることは、豊かな暮らしの土台です。喫煙習慣のある人は、胃腸機能がやられているので栄養吸収ができず太れないのです。タバコでやせることは、癌や心臓病や脳梗塞への道をまっしぐらに進むことです。すみやかにタバコをやめるべきです。アイコスなどの燃えないタバコでも、有害な発がん物質ができているのは同じことです。ニコチンへの依存を完全に断ち切ることこそ、健康で幸せに生きる方策です。喫煙は周囲の人に受動喫煙という大きな迷惑をまきちらす不道徳な行為なのです。

COPDにより新型コロナウイルス感染が4倍重症化

COPD患者がコロナ感染で重症化するリスクはより高いと考えられ、喫煙者の死亡リスクは高齢者に匹敵します。喫煙により新型コロナ肺炎の発症リスクが有意に増加する冠動脈疾患やCOPDの患者では、それぞれの基礎疾患のない患者と比べたCOVID-19の死亡リスクのORはそれぞれ2.70倍(95%CI 2.08〜3.51倍)、2.96倍(同2.00〜4.40倍)。65歳以上の高齢者ではCOVID-19による死亡リスクが1.93倍(同1.60〜2.41倍)であり、喫煙のOR1.79と比べ、喫煙者の死亡リスクは高齢者に匹敵します。喫煙者はCOVID-19による重症化リスクが高いです。一方、禁煙により1カ月もたたずに呼吸機能や免疫機能の回復が期待できます。日本には約2,000万人の喫煙者がいます。受動喫煙により肺炎などの呼吸器感染症や免疫機能の低下が起こります。コロナ予防の「新しい生活様式」には、「喫煙を避ける」という項目が含まれるべきです。

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