2030年までに1.5倍に増加する癌患者

スポンサーリンク

国連は、世界の癌患者数の増加について、2012年に世界で1400万人ものが2030年までに1.5倍の2160万人になると試算しています。このこととタバコは深く関連しています。喫煙習慣などリスクの高い生活習慣を持つ人が増えていることもその原因の一つです。世界の死因の第1位が癌による死亡なのです。タバコ会社のマインドコントロールに操作され、喫煙習慣を持つようになることで、人類に癌が増加しています。

喫煙やアルコール摂取という生活習慣も癌の原因

肺癌は全体の19.4%を占めます。たばこの売上増を目指す企業の戦略と肺がんの増加の関連性が指摘されています。コマーシャルを使った洗脳により、タバコの売り上げを増加させようとしているのです。世界がん報告書でも、北米や西欧、日本や韓国、オーストラリアなど高所得国で癌が増えているのです。これはタバコのテレビCMやさまざまな広告が多い地域でもあるのです。タバコを吸うことで、増えるのは肺癌だけではありません。喉頭癌、胃癌、食道癌、大腸癌、子宮癌も喫煙者で多いことが明らかになっています。心筋梗塞や脳卒中を含めると日本で年間20万人がタバコ関連死しているとの統計もあります。さらに受動喫煙が原因の死者は、年間6800人にも上ると推計されているのです。癌による死亡で、日本でもっとも多いのが肺癌であり、その七割はタバコが原因です。一日も早く禁煙し、タバコの害から自分と家族を守ることが肝要です。禁煙外来も全国に増えてきています。今こそ、タバコとの悪縁を断ち切るチャンスです。

タバコで寿命が短縮

数々の名作に主演した俳優の藤田まことさんは、76歳で亡くなりました。必殺仕事人などの作品で有名でありましたが、この方はヘビースモーカーで、そのために食道がんや、慢性閉塞性肺疾患にもかかっていました。慢性閉塞性肺疾患というのは、いわゆる肺気腫のことです。タバコを吸っているとその毒素によって、肺が溶けていきます。そして肺の中がすかすかになっていきます。これが肺気腫です。こうなると、酸素を取り込む能力が低下し動悸、息切れ、肺炎などに悩まされます。肺気腫は治らない病気です。予防しかありません。予防は禁煙しかありません。動脈硬化は喫煙により起こります。タバコを吸うと一酸化炭素が肺の中に入り、それが全身にまわります。

タバコで起こる動脈硬化

この毒性により動脈硬化がおきます。また全身の細胞のミトコンドリアの活性が低下し、この結果、タバコの発がん物質の影響が出て、肺癌や食道癌などの癌がおきてきます。喫煙をしていなければ、あと10年は活動できていたはずです。そして、素晴らしい作品を製作して、多くの人に感動をさらに与えていたはずです。禁煙は大事ですね。タバコには発ガン関連物質が約二百種類も含まれています。乳がんの発生は喫煙者では、非喫煙者の約三倍になります。肺がんが増えることはもちろんですが、胃がん、大腸がん、食道がんなどもすべて喫煙で増加します。血管を老化させるため、全身が早く老化します。認知症や脳卒中にもなりやすいのです。高齢になり、病気になってから後悔する人が多いのです。なんとか、そうなる前に、気づいてください。どうか一日も早く、タバコと縁を切りましょう。タバコを販売して、人を病気にして不幸にして金儲けする連中のあなたはカモにされているのです。

漢方の名医がタバコ

喫煙をやめられない人の心理は恐ろしい物です。昔、尊敬するえらいお医者様、教授様にしかられたことがあります。私が、外来で、熱心に患者さんにタバコが体にわるい理由を説明していることを聞きつけて、その教授様が怒鳴り込んできたのです。といっても、宴会での話ですが、その教授様は、こういいました。「おい、おれにもタバコをやめろというのか。わしは、アホなやつの書いた論文を毎日読まねばならんのじゃ。そのストレスに耐えるには、タバコぐらい必要なのじゃ。それがキサマにわかるか、こら!」私は、尊敬する大先輩の前でもあり、また宴会の席でもあり、その場で議論をするもはばかられ(医者の世界は封建社会。先輩への反論は許されません)「ははあ、そのとおりでございます。先生のおっしゃるとおりです~」と平身低頭して土下座しました。

漢方の名医をも蝕むニコチン中毒症

その先生は、偉い漢方の先生で、たくさんの患者さんを治し、尊敬されている先生でした。「こんな立派な先生でも、タバコにとりつかれると、やめられないものなのだなあ」と悲しい気持ちになりました。そして、自然の力を重視する漢方の先生でもタバコを吸うという矛盾に私は耐えられなくなりました。そのことは私の進路をあらためるきっかけになりました。ところがその十数年後のことです。その先生は、やっぱり胃癌になってしまったのです。そして手術してなんとか一命をとりとめられました。その後、お見かけした大先生のお姿を見たときのショックは忘れられません。あれほどがっちりした威厳ある風貌が、げっそりとやせ細っていたのです。胃切除の手術を受けると誰でもげっそりとやせてしまうのです。この喫煙の恐怖から一人でも多くの人が脱却できることを念願しています。もうけて喜んでいるのはタバコ会社の経営陣ばかりなのです。

あわせて読みたい関連記事: