PM2.5とタバコの煙はほとんど同じ

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PM2.5という言葉が広く知られるようになりました。黄砂にのって飛んでくる中国の汚染工場の公害です。中国にある日系企業や欧米企業は環境対策をしているところばかりです。しかし、中国人自身がこしらえた工場は、まるで公害への対策がありません。

大気汚染は今も進んでいる

その結果、北京や上海などの大都市の空は汚染物質が降り注ぎ、現地ではPM2.5による呼吸器疾患やアレルギーなどが急増しているようです。日本製品不買運動はどこへやら、現地では、日本製の空気清浄機が現地で爆発的に売れているとのこと。一方、日本には、PM2.5と黄砂がもはや全土に飛来しています。西日本ではPM2.5と黄砂が飛んできていない日がないほどです。発癌性があり、アレルギーを起こしますので、皮膚掻痒症やアレルギー性鼻炎、気管支喘息の原因になります。外出に際してはPM2.5有害微粒子対策用マスクを着用し、室内では、高性能空気清浄機を稼動させましょう。住宅の自動換気をつけていると、室内に有害微粒子PM2.5が侵入します。できるだけ自動換気をオフにして、高性能空気清浄機は稼動させたままにしておくことをおすすめします。これだけ有害なPM2.5の成分とタバコの煙の成分が非常に類似したものであると聞いたら、多くの人は驚きますが、それは本当のことです。PM2.5とは違い、直接、吸い込んで肺に送り込むのでいっそう有害です。

禁煙外来と禁煙治療

タバコ依存症はニコチン依存症とも呼ばれ、病気の一種です。薬物依存なのですから、自力で解決できない場合も多いです。医師の手助けを活用できる禁煙治療について、知っておくことをお勧めします。禁煙治療においては、三種類の薬が使われています。ニコチンガム、ニコチンパッチ、バレニクリンです。ニコチンガムとニコチンパッチは薬局で購入できます。これらはニコチンを補給することでニコチン依存症のニコチン切れの禁断症状を緩和しながら、禁煙を成功に導くためのものです。そして、バレニクリンは飲み薬で禁煙外来での医師の処方が必要なものです。バレニクリンは脳内のニコチンレセプターに働き、ニコチン切れの症状を軽減してくれます。多くの病院などに禁煙外来が開設されていますので、禁煙指導を受けることができます。

禁煙は健康増進の第一歩

禁煙指導は保健所でも行っている場合がありますが、禁煙に関する薬の処方を受けるには禁煙外来を受診する必要があります。禁煙は一度や二度、三度の失敗を経てようやく成功することも多いものです。ですので、失敗したとしてもそこであきらめてはなりません。多くの成功者は何度目かで完全に禁煙できているのです。イライラするからタバコを吸うのだと認識している喫煙者も多いですが、ほんとうはニコチン依存症なのです。そのイライラはニコチン切れの禁断症状にすぎません。イライラしたら体操をしたり、シャワーをあびたり、ガムをかむなどのほかの行動に切り替えて、喫煙習慣を上手に解除していくようにしましょう。

禁煙についてのこの十年の変化

他人のたばこの煙を吸わされることで受ける健康被害は甚大です。この受動喫煙対策の強化に関しての法律の制定が急務です。厚生労働省は、小規模なバーやスナックなど例外的に喫煙を認めることを検討しています。これは、受動喫煙の有害性についての理解がまるでないということです。延べ床面積を「30平方メートル以下」に例外を設けるようですが、狭い空間にもくもくとPM2.5と同質の有害なタバコの煙が充満すれば、そこにいる人間の健康被害は甚大となります。さらにこのことを健康増進法改正案には盛り込まず、政令で定めるというのです。国会審議が不要であるいわば抜け道を用意するというのです。病院や飲食店をすべて屋内禁煙としなければ日本から受動喫煙の被害は減りません。そして、そもそも喫煙者を減らすことが根本対策であるので、喫煙室の設置を認めることは方向性が間違っているのです。

禁煙政策に例外はいらない

飲食業界などが反発をおそれての例外設置としたら、大きな間違いです。例外を認める規模は、1人で切り盛りするバーやスナックなどということですが、その30平方メートル以下とする空間の中はもくもくとタバコの煙が充満するので、経営者も肺がんや喉頭がんや乳がんになるリスクがあがりますし、お客も同様です。そもそも、受動喫煙の可能性がない社会にすることが最優先であり、諸外国では実施されているのです。アメリカでの実施レベルと比べて、あまりにも低レベルと言わざるを得ません。与党内で例外対象の拡大を求める意見が根強いらしいのですが、いったいタバコによる健康被害をどう考えているのでしょうか。麻薬や覚せい剤なみの有害性があるタバコについてまるで無知としかいえません。さらに医療関係者からは、ターミナルケアの病院で、喫煙室を設けることを許可する要望も出ています。死を待つだけの末期癌の患者に喫煙ぐらいさせてやれとうのです。心情的には理解できますが、末期癌であっても、禁煙できるとQOLが向上し、体調がよくなるので、残りの日常生活がよくなります。なので、むしろ禁煙療法をしてあげることこそが、ほんとうの慈悲であり人道であると考えるべきではないでしょうか。

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