タバコで起こる高血圧と精神疾患

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健康に良いようにと塩分に注意している人も多いですが、もっとも健康に悪いのはタバコです。タバコは、塩分以上に高血圧の大きな原因なのです。血圧に悪いからと塩分を控えている人もいるかと思いますが、タバコをやめるのが先です。塩分不足も体に悪いため、塩分はある程度、必要です。塩分が不足すると体が冷えます。またメンタルが気力の低下を起こしやすいのです。しかし、タバコは、健康にはまったく有害でしかありません。チベットの高原の人は、塩分の強いお茶を飲みますが、あれは体を冷やさないための知恵です。一方、タバコを吸えば、末梢循環が悪化して、冷えは悪化します。

血圧があがるタバコ

血圧があがるのはタバコの動脈硬化促進作用のためです。高血圧の人はまず禁煙です。塩分は、天然塩の効果を活用しましょう。天然塩というのは、海の水そのまま結晶化して、作った塩です。この天然塩は、純粋な塩分だけではなく、マグネシウムや鉄分などのミネラルを含んでいますので、血圧が急激に上がったりしないのです。マグネシウムは血圧を下げるミネラルです。つまり、市販の塩よりも、血圧には安全なのです。日本人間ドック学会が、150万人を対象に行った調査結果により血圧は、上は147まで、下は94までが「正常」とされました。高血圧は、これまで上が130を超えると、高血圧としての治療を開始されることも多かったのです。今回の血圧の新基準は、製薬会社にとっては大きな迷惑です。市場規模が一兆円ある降圧剤は、製薬会社の大きな収益源です。欧米の血圧の基準値は、人間ドック学会が出した数値よりも、さらに高い数値を基準値にしています。日本では、人口の三分の一が、高血圧とされています。4000万人が高血圧というのは、異常なことです。これらの患者は、禁煙をすることで、血圧が下がり、薬など不要になるのです。副流煙も血圧には有害なので、施設内禁煙の法整備を急ぐ必要があります。

降圧剤服用中の禁煙

高血圧症と診断されてしまうと、最初は、体重を落としましょうとか、タバコをやめましょうとか、塩分を控えましょうとか、運動をしましょうとか、主治医は生活指導をします。しかし、数ヶ月それをして改善しなければ、高血圧の薬である降圧剤を処方されてしまいます。そして、薬によって血管を広げたりする方法で無理やりに正常化することになります。血圧の薬を飲み始めると、それを途中でやめることはなかなかできません。患者さんが、禁煙し、体重を落とし、運動を続けて、かなり改善してくる場合にだけ、薬をやめようという話になります。ところが、実際にはほとんど人は、自分の生活習慣を変えることができないので、あいかわらずタバコをすい続けていたり、肥満のままで食べたいだけ食べていたり、めんどうくさいので運動もやりません。その結果、一生、血圧を薬で下げ続ける生活をすることになってしまいます。しかも、薬で血圧だけを無理やりに正常化させたとしても、生活習慣がそのままであれば、高い確率で、合併症がおこります。高血圧は無症状ですが、この合併症が恐ろしいのです。脳梗塞、心筋梗塞、眼底出血、脳出血、動脈瘤、解離性大動脈瘤、心不全、腎不全などの命にかかわる合併症が出てくるのです。薬で数値を下げるだけでは、これらの合併症を防止することはそれほどできません。飲まないよりはましですが、やはり、生活習慣を変えることでしかリスクをしっかりと下げて、突然死の危険から身を守ることはできません。

タバコは高血圧や精神疾患の大きな原因

しかし、お医者さんでは、生活習慣の変え方については、簡単な指導しかしてくれません。運動の工夫や食事の工夫などについて、ある程度は教えてくれますが、結局は、運動しましょう、薬を飲みましょうということになります。運動といっても、高血圧の改善には、どのぐらいの運動をどれだけやればいいのでしょうか。そのあたりも指導するドクターによって変わってきます。高血圧が運動である程度改善するのは間違いのないことです。しかし、運動を継続的に行い、同時に体重を落としていく食事療法を併用してこそ、血圧が下がってきます。食事といっても、塩分や炭水化物を少なくすることが基本であり、小食にしていくことが大切です。最近では、小麦食品をできるだけ避けることで血圧が下がりやすくなることも判明してきており、パン、お菓子、麺類、そのほか小麦からできている食材をできるだけ控えるようにするなども大切な工夫です。禁煙は特に重要な生活習慣の改善項目です。タバコは動脈硬化を促進してしまうので、血管がしだいに硬くなり、それが高血圧の原因になるとされています。タバコは血圧を上げる薬物なのです。したがってタバコをやめることは、高血圧の治療にとって、絶対に必要な条件となります。降圧剤を飲みながらタバコもすっているという高血圧の患者さんがときたまいますが、それは穴あきバケツで水汲みしているような行為ということが言えるのです。

精神疾患とタバコ、タバコのカドミウムの悪影響

統合失調症や双極性障害で通院している患者の喫煙率は高いです。タバコは精神疾患を誘発している可能性が高いと多くの専門家が指摘しています。タバコを10本吸えば1から2マイクログラムのカドミウムが吸収されるのです。カドミウムは脳に蓄積して、攻撃性や幻覚、妄想を起こしやすくします。長年の喫煙の結果、精神疾患を引き起こしている患者は多いと考えられています。精神疾患を患うタイプの人には、薬物などへの依存を起こしやすい性質の人が多く、タバコのニコチンにも依存しやすいのだと考えられていますが、その結果として、脳内にカドミウムがどんどん蓄積して、もっと深刻な統合失調症や気分障害を起こし、精神科に通院して、抗精神病薬の複数投与をされて、薬漬けになっていくのです。実際に、精神科のある病院の喫煙コーナーには、患者がいつも喫煙に来ていて混雑しています。これほどまでに相関関係が明らかなのに、精神科医は患者に禁煙を進めることをあまりしません。もし、禁煙を進めるなら、そこには薬物依存の危険性についての説明が含まれます。ニコチン依存だけが危険な薬物依存ではなく、精神科で投与されている、さまざまな抗精神病薬もまた、薬物依存を起こしやすい成分を持っているのです。タバコをやめさせることで、精神科の薬にも、疑念を抱かれる恐れがあると考えるのかもしれません。

精神科にかかりたくない人は禁煙をしましょう

精神科では、多くの場合、患者を薬漬けのようにして多数の薬物を投与してそのまま十年でも二十年でも、そして死ぬまで薬を飲ませ続けることが多いようです。薬を減らす努力をしてくれる善良な医師が少ないのかもしれません。もちろん、中には、薬漬け医療の危険性を熟知して患者に減薬を進めている精神科医もいます。このような医師は、禁煙指導にも熱心であることが多いです。禁煙指導に熱心であるかどうかは、精神科医の治療への考え方、ポリシーを把握する良いリトマス試験紙になるというこです。もし、あなたがうつ病や双極性障害や不眠症あるいは統合失調症などと言われて、精神科に通院中であり、複数の薬物療法を受けているのであれば、ただちに、禁煙にとりかかることをおすすめします。また、禁煙に成功したら、すみやかに精神科の処方する薬も少しずつ減薬して種類と数を減らし、最終的には薬をゼロにできるように自分で努力してみることです。自分で自分を守らないと、精神科医は多くの場合、薬をそのまま続けさせようとします。タバコのニコチン依存も、精神科医の出す薬物への依存も、根本的には同じ、薬物依存ととらえて間違いないのです。

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