ニコチンに依存性があることを知って販売

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健康増進法改正案に、飲食店での全面的な禁煙化が盛り込まれています。違反した飲食店、喫煙者とも罰せられます。タバコでおこる癌や肺疾患や心臓病を減らすために必須の法律です。小中学校や官公庁、飲食店、駅・空港などでの禁煙が義務化されるのに加え罰則についても科料が加えらます。塾や学校で、子供が喫煙する教師の悪臭と副流煙に苦しむのを避けるためにも罰則は必須です。

ニコチンへの依存度を高める添加物を使っていた

日本では、喫煙率がいまだ19.3%(男性32.2%、女性8.2%)もあります。社会全体でみれば、喫煙を許容することで大きな経済損失が生まれます。もっと喫煙者を減らさないと、医療費増大は防げません。日本では、たばこの税金は年間2兆円です。2015年は2兆1500億円です。たばこの消費税2900億円を加えても2兆4400億円です。ところが、たばこによる経済損失は税収を上回り、この数倍と試算されているのです。1995年、米国における裁判で、元たばこ会社役員が「ニコチンに依存性があることを知って販売しており、またニコチンへの依存度を高める添加物を使っていた」と認めました。悪徳企業であることを自白したのです。米国疾病予防管理センターによると、肺、口腔、咽頭といった喫煙に関連する部位のがん、および冠状動脈性心臓病は喫煙率の低下とともに有意に低下することがわかっています。日本人の健康増進のため、全面禁煙は当然です。喫煙および受動喫煙による健康被害が確実であるとの研究結果が出ています。腹部大動脈瘤や歯周病もたばこ病なのです。国立がん研究センターの研究でも、脳卒中や心筋梗塞も、受動喫煙だけで発症確率が上昇するのです。すでに米国では全面禁煙社会が確立されつつあります。カリフォルニアでは喫煙所の設置さえ認められていません。ホテルでもたばこの臭いに悩まされません。サンフランシスコでは屋外でも、人が多く集まる公園など禁煙化されています。副流煙による受動喫煙が大きな健康被害をもたらすことは明らかですからこれは当然のことです。元たばこ会社役員が「ニコチンに依存性があることを知って販売しており、またニコチンへの依存度を高める添加物を使っていた」と認めたことをご存じですか?

糖尿病の人は喫煙で寿命短縮

糖尿病とはどんな病気なのでしょうか。人間の血液の中に含まれるブドウ糖の濃度は、一定の範囲に保たれています。糖尿病になると、この血糖値が正常範囲よりも高値になり、この高い血糖値が血管を動脈硬化させたり詰まらせます。高血糖の結果、目の網膜や腎臓やいろいろな神経や血管が犯されていきます。心筋梗塞や脳梗塞などになり、命を落とすことも多い病気です。糖尿病の原因には、大きく二つあります。Ⅰ型糖尿病のように免疫異常で膵臓の機能が失われてしまい、インスリン注射以外に治療法が存在しないものと、Ⅱ型糖尿病のように、食事療法と運動療法で完治させることが不可能でないものとがあるのです。そして、ほとんどの糖尿病は、Ⅱ型であり、食事の工夫でよくなるのです。血糖値を下げる薬を飲む前に、まず食事と運動で、完治させる試みをやってみましょう。炭水化物など消化されて糖となる成分は肌の内部のコラーゲンなどと反応し、糖化タンパク質になります。加齢と共に増加蓄積されます。空腹時血糖値126以上、ブドウ糖負荷試験で摂取120分後血糖値が200以上で糖尿病です。カロリー制限だけではだめで、血糖値を上げる糖質を取らないことが、大切です。糖尿病を促進するのは炭水化物です。肉類や植物油は血糖値にはほとんど影響しません。糖尿病の初期症状は、口が渇き、飲み物をたくさん飲む多飲と、日中だけでなく夜間にもみられる多尿、頻尿です。口渇、多飲、多尿の三つが糖尿病の初期症状として有名です。このほか、初期には低血糖症状が出ることもあります。

タバコと高血糖で血管が詰まり命を落とす

これは糖尿病の初期にはインスリンの過剰分泌がみられることがあり、その結果としての低血糖がおきるためだといわれています。糖尿病を疑う症状があるときは、生活習慣を見直し、間食を控え、とりわけ、炭水化物や糖質の取りすぎを控えることが大切です。糖尿病になると、口渇、多飲、多尿のほか、全身倦怠感や発汗、めまい、などの自律神経失調症のような症状も出ます。糖尿病性神経障害が、全身に出てきますので、自律神経も異常をきたすのです。進行してくれば、心筋梗塞や脳梗塞などの血管が詰まってくる病気が起こります。これは動脈硬化のためです。血糖値が高いと動脈硬化が進行するので三大合併症はじめとする、さまざまな血管の閉塞が起こります。糖尿病の人が喫煙していると、いっそうこの状態が進んでいきます。糖尿病の人が喫煙していると、タバコのもたらす動脈硬化促進作用と糖尿病がもたらす動脈硬化促進作用が、重なり合い、いっそう血管が硬化し、心筋梗塞や脳梗塞を起こすようになります。また、糖尿病になると癌にかかりやすくなることが知られていますが、喫煙により発がん物質を吸い込み続けることでいっそう癌を起こすようになるのです。糖尿病の人が喫煙するのは、死に急ぐ行為であり、心筋梗塞や脳梗塞でつらい後遺症を抱えるようになる可能性が濃厚なのです。

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